活版印刷 / デザイン / 印刷の話
「なぜ最大サイズがw107×h154mmなの?」——その答えが活版印刷の本質でした。 活版印刷の「沈み」(エンボス効果)は、版が紙に集中して圧力をかけることで生まれます。版面積が大きくなるほど圧力が分散し、あの独特の凹凸感が均一に出なくなる。 つまり、サイズ制限は制約じゃなくて「美しさの条件」。 printted-things.comの最大サイズw107×h154mmは、均一な沈みが出せるギリギリのラインとして設定しています。 A4以上のサイズを活版でやりたい場合は、複数版での分割印刷か、デザインをコンパクトに再構成するアプローチが現実解です。たとえばメインビジュアルを中央に凝縮して余白を大きく取ると、サイズの小ささが逆にラグジュアリーな印象に転換できます。 サイズ制限を知ってから設計したデザイナーほど、仕上がりに満足している印象があります。 詳しくはプロフのリンクから→ printed-things.com 活版印刷 #グラフィックデザイン #入稿Tips #名刺デザイン
活版印刷に「塗り足し3mm」のデータを送ってくる方、かなり多いです。 気持ちはわかる。オフセットの癖でそう設定したくなる。でも実は——活版印刷において、塗り足しは原則不要です。 オフセットの塗り足しは「刷り位置のズレ」を吸収するための設計。でも活版は凸版を直接押し当てる構造なので、版自体が「どこに印字するか」を決めています。つまりズレ対策の塗り足しという概念が、そもそも成立しない。 むしろ危険なのは、塗り足しを含めたサイズで版を作ってしまうケース。版の製作範囲が広がる=コスト増。さらに断裁ラインの設定を誤ると、意図しない余白や印字の切れが起きます。 活版ならではの自由度は「印字領域をギリギリまで攻められる」こと。ただしその分、余白の設計は版の耐久性を意識した上で行う必要があります。 オフセットの常識を一度リセットしてから入稿データを作ると、仕上がりが変わります。 詳しくはプロフのリンクから→ printed-things.com 活版印刷 #グラフィックデザイン #入稿データ #letterpress
「活版印刷はトンボ不要」——それ、半分だけ正解です。 確かに活版印刷は凸版を直接押し当てる工程のため、オフセットのようにトンボで刷り合わせを管理する必要はありません。 でも見落としがちなのが、その後の「断裁」。 100〜300枚規模の小ロット発注だと、手作業断裁が入るケースが多く、±2〜3mmの誤差が普通に発生します。 キワギリギリに配置したテキストや細いボーダーライン、意図したエッジの見え方——すべてが想定とズレる可能性がある。 対策はシンプルで、印刷会社からのトンボ指示がなくても、デザイン段階で仕上がりサイズから3〜4mmの安全マージンを自分で設定すること。 「活版だからトンボなしでOK」ではなく「断裁精度まで含めてデータを組む」がプロの発注準備です。 詳しくはプロフのリンクから→ printed-things.com 活版印刷 #グラフィックデザイン #データ入稿 #印刷知識
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